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ビジネスに活かす
メンタルトレーニング

本稿は自動車雑誌連載記事です。

第23回 ストレス解消体操

 私たちはスポーツをするときや日常生活のなかで、必ず何らかのストレスを受けています。自分で都度うまく解消できていれば良いのですが、なかなかそうはいきません。こうしてストレスは蓄積されていきます。そのストレスの溜まり具合を、朝一番の体調を、首、肩、腰の3カ所で簡単にチェックしようというのが、前回ご紹介した「ストレス・セルフチェック法」でした。
 私の共同研究者である脇元幸一先生(清泉クリニック理事長、東京・静岡・鹿児島)は、仙骨と腸骨の間にある関節…仙腸関節(図1)に適度な刺激を入れることで、首や肩、あるいは腰周辺のストレス反応である筋肉の張りがなくなることを発見し、治療に応用しています。それをみなさんがご自分でやってしまおうというのが、これからご紹介する4つの「ストレス解消体操」です。

図1

1.上体を側屈する
 肩幅よりやや広く足を開いて立ち、左足に7割くらい体重を移します。次に大きく息を吸い込み、ゆっくりと息を吐きながら、上体を右側方に倒して15秒ほど保ちます(図2)。右に倒し終わったら、同じ要領で左側も行います。
 ここで、前回ご紹介したチェック動作の一つである前屈をやってみてください。たったこれだけの体操で、かなり体が柔らかくなったのではないでしょうか。

図2

 さらに3つの簡単な体操を紹介しておくことにします。たった一回丁寧にやるだけで、一晩寝ても持ち越してしまった筋肉の緊張をあっという間にほどいてくれる効果があります。

2.イスに座っての四股
 イスに腰掛けて両足を大きく開きます。その姿勢のまま、息を静かに吐きながら上体を両脚の間に前屈させ、息を吐ききったらゆっくりと上体を戻してください(図3)。

図3

3.イスに座っての四股捻転
 イスに腰掛けて両足を大きく開きます。その姿勢のまま、息を静かに吐きながら右肩を左ヒザに近づけるように上体をねじりながら倒していきます。息を吐ききったらゆっくりと上体を戻し、逆方向も行います(図4)。イチロー選手が、しょっちゅうこのポーズを取っていることは、テレビでご覧になったみなさんもお気づきだと思います。

4.四股
 肩幅よりやや広く足を開いてヒザを軽く曲げ、お尻を突き出すようにして立ちます。息を吐きながら上体を前屈させ、手は内側からふくらはぎへ持っていきます。足に張りが出てきたら、さらにヒザを曲げ上体を丸めます。息を吐ききったらゆっくりと上体を戻してください(図5)。

図5

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